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さくれ吹雪。

日常のつれづれや、剣舞や同人について語ります。

くノ一忍法帖

先日、古本市場でGETした「くノ一忍法帖」、読了しました!
実質2日間で読みました。
こんなペースで読んだの久しぶりです。
面白かった‥!!

5人のくノ一と、それを追う5人の忍者。
しかも、くノ一は1人を除いてみな身ごもっています。
あらすじに「性戦」とありますが、
ストーリーはなるほどエロエロです。
が。
追っ手の男忍は全員けだものですが、女たちはきりりとして端正。
はっきり云って、可愛げのある女性はほとんど登場しないのですが、
冷徹な態度とうらはらに、まとう空気は澄んでいます。
信念のなせる技だと感じました。
にごった10の眼と、澄み切った10のまなざしの戦いとも云えましょう。

官能小説では、妊娠が扱われることはないと聞いたことがあるのですが。
本作のくノ一は、孕みつつ、妖艶に戦に臨みます。
やがて母となる身の、心のつよいこと。
性交だけでは描ききれない、真のエロスが漂っています。
聖なるものとしてのエロスです。

読了後、この作品についての情報をいろいろ検索しました。
お色気ものとして、映像化されてるんですね。

Wikiの情報が秀逸でした。
笑いすぎてハラ痛いww
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%83%8E%E4%B8%80%E5%BF%8D%E6%B3%95

わたしの手許にある文庫本は、
表紙が、時代小説然としたものなのですが。
数年前に角川文庫から出た傑作集では、
田島昭宇先生が表紙イラストを担当されたとか。

こっちのバージョンが欲しかったな、とも思ったり。

ですが、手許のバージョンでは、
解説を岸田理生先生が書いておられるので、
間違いでは無かったと感じ入っております。
これぞ縁(えにし)。

本作で、風太郎先生に惚れ直しました。
あすも仕事帰りに一冊連れて帰る予定ですv