さくれ吹雪。

同人女子です。筆名・屋号、ともに「サクラ伎」。日常のつれづれ、同人について語ります。

充電中。

先日の関西コミティア
スペースに、職場のオーナーが遊びに来てくれました。

で。
休み明けにたまわったお言葉は。

「きみ、次もコピー本作るんか?
 なら、会社のコピー機つこてええよ。
 あまっとる紙もあげるから使いなさい。」

有り難うございますオーナー!!!

「あ、それとな。
 次回は、本文もカラーにしなさい。
 会社のコピー機つこてええから。」

有り難うございますオーナー‥かはッ(吐血)。

しかし。
モチベーションは上がりましたよ。
10月のティアに向けて、原稿を描き始めました。

というわけで。
良き資料とまみえるべく、会社帰りに書店へGO!
ええ本を見つけました。

江戸時代の、妖怪の絵草紙。
ようするに、江戸の妖怪漫画です。

絵も文章も、ものすごく魅力的なのです。
女性キャラがとにかくすごくかわいい!
顔は、たしかに化け物らしいかたちをしていますが、
台詞がいちいちかわいいのです。

たとえば、化け物の結婚式の話。
お色直しを終えた新郎は、
はやく新婦とふたりきりになりたいと焦れているのですが、
新婦の台詞は、
「わたしやどふやらおひもじい」。
おなかがぺこぺこだそうです。
うん‥。そうだよね。
主役はあまりたべられないんだよね、披露宴って。

つぎのシーンでは、数日後、親類が次々と挨拶にきまして、
ご不浄(トイレ)に行く暇も無いほどばたばたしているのですが。
新婦の台詞は、
「何ぞおいしいものがたんと食べたい」。

萌え殺す気ですか花嫁さんッ!!!
ぐうかわ!!!

他に、ひな祭りの人形屋も面白い。
「買った人形は、自分で歩いてついていきますので、
 風呂敷に包む手間は要りません」。

ソウデスヨネ。
いいなあ、化け物ワールド。

ちなみに、「妖怪」のふりがな表記ですが。
この本によると「えうくわい」だそうです。
「よふかい」ではないのだな。気をつけます~。

10月のティアまで、4ヶ月。
おいしい資料で充電しつつ、描き進めていきます。
新しい眼鏡もあつらえたことだし、
あすはクロッキーに行きたいですv