さくれ吹雪。

同人女子です。筆名・屋号、ともに「サクラ伎」。日常のつれづれ、同人について語ります。

松尾寺

抜糸も無事に終わり、忘年会2件も満喫し、換気扇の掃除も完了。

と、なれば。
あとは禊ぎと漫遊をかねて、寺社に詣るのみであります。

やってきたのは、大和郡山市の松尾寺。
www.matsuodera.com

仲間の影響で、円空仏に興味津々なのですが。
松尾寺で、円空さんの作品を拝観できるとの情報をGETしたのです。

けれど。公式サイトによれば。
円空さんの「役行者小角像」の公開は秋期のみとのこと。

それを承知で、でかけてみました。
旅に出たい気分だったのサ♪

まず、ハッキリ申し上げておきます。
松尾寺は、寒い日に詣でるべきです。
なぜなら。
最寄りのバス停からお寺までの道が、
掛け値なしのトレッキングだから。

いいかんじに汗をかきながらたどり着いた松尾寺。

現在公開中の大黒天さまにお逢いしました。

このお堂の主役は大黒天さまということですが。
残る六柱の神仏が脇を固め、みごと「七福神」勢揃いとなっております。

こちらの大黒天さんの何が特徴的かと申しますと。

ただならぬイケメンっぷりです。大黒天さまマジ兄貴

こちらのお堂は、拝観時、お寺の方が付き添って解説してくださるのですが。
あまりのイケメンオーラに腰砕けの筆者。
「お写真が欲しいです。絵葉書はありませんか!?」と問い詰める無礼を働きました。
が。絵葉書はなく、ノートサイズのお写真なら授与されているとのことでした。

しかし。
こちらの仏像さま方は、皆さんものすごく魅力的でしたので。
思わず、ハードカヴァーの写真集を買ってしまいましたッ!

なんというか、弁財天さまにしても、毘沙門天さまにしても、すごく凜々しいんですよ。
平和ぼけしてない感じ。
緊張感をもちつつ、余裕の笑みを見せてくださっている。もちろん美麗。
燃えますよね。これが燃えずにいらりょうか。

余談ですが。
弁財天さまは、八本腕の戦女神ヴァージョンでした。
しかも、部下の十六童子を率いてらっしゃいました。
彫刻作品で軍団を見るのは初めてだったので感激しました。
仏画では時々拝見するのですが‥。
閑話休題

こちらの大黒天さまは、照明が強めなのもうれしかったです。
お姿をはっきりとらえることができました。
絵描きにとっては、非常に有難いです。

円空さんのオヅヌさんは、秋にしかお逢いできない方だそうで。
是非、再訪してまみえたい。

もう一度訪れたくなるお寺でした。